人生100年時代の本業、副業、投資の定義
あなたは人生100年時代の準備をしていますか?
人生100時代の働き方改革について考えてみましょう。
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個人差がありますが、シニア世代の人間観察の結論は次のようになります。
あなたが考えているよりもっと早く老後がきます。
そして、あなたが考えているよりずっと長い老後が続くのです。
一般論として、サラリーマンが50歳以上になると会社にとって「お荷物」となる人が半数以上。もし、あなたが経営者だとすると、同じ作業をしてもらうのなら素直でフットワークが軽く、給料が安い新卒者を選ぶと思いませんか?
そして、無事に定年まで同じ会社にとどまることができたとしても、多くの人にとって定年退職後の人生は孤独や経済的問題にうんざりするほど長く感じるかもしれません。
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結論から言いますと、22歳ぐらいの年齢に新卒で就職してから定年までの約40年間という時間をどのように過ごしてきたかが、はっきりとあらわれるのです。
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この40年間をしっかり自分の将来のために頑張ってきた人には、第1回目の定年後にセカンドキャリアを持ち、80歳前後まで生きがいある仕事をして、悠々自適の老後を過ごします。
一方、40年間を何も考えずに「みんながするから」と就職、結婚、子育てをし、親や社会に植え付けられた「こうするべきだ」、「こんなことを言ってはいけない」など自己暗示をかけてきた人は、まちがっているかもしれませんが「下流老人」になっていくと、私は感じています。
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そういう意味で、先週(2017年12月23日)のフェイスブックライブで言ったように、「どうやって今の収入を増やすことができるか?」「そのために、今から何をすべきか?」を考えてほしいと思います。
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皆さんに知ってほしいのが、投資、本業、副業の定義です。
これは私の個人的経験から学んだものですから、あなたに当てはまらないかもしれません。
しかし、参考として聞いて下さい。
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1.本業とは?
まず、本業でもらう給与とは、「生活費をまかなうもの」です。
どんな高給取りでも、自分が従業員である限り、いつ労働収入がストップするかもしれません。
そして、給与は生活費をカバーするだけです。給与で富や財は作れません。
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2.投資の定義
富や財を作るのが「利益」です。
これが投資からの利益、または自分が起業して得る利益となります。
このメルマガでは、両方を「投資」と位置づけます。
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3.副業の定義
そして、副業とは、投資のための「タネ金」を作るものです。
私は25歳で介護貧乏になった後、不動産投資によって5年で最初の1億を作りました。ご存知のように不動産投資には大金が必要です。そのための資金を複数の副業をして作りました。
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ここで、投資の鉄則があります。
マダム・ホーの投資の鉄則として、フェイスブックでも書いたように次の3つがあります。
(1)投資と投機の違いを知る。
投機とは丁半博打のように、上がるか下がるかに賭けるギャンブルのようなものだと、私は思います。
一方の投資はめんどくさい準備作業や労働が必要です。大金をつぎ込む前の準備作業がめんどくさければ、めんどくさいほど、リスクは低くなると思います。
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(2)生活費を投資にまわさない。
生活費を使ってしまうと、必要以上に感情的になります。冷静な投資の判断ができなくなり、結果的に損をします。
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(3)借金をしてまで投資をしない。
(銀行からの融資は別です)銀行からビジネスや投資に融資を受けられるということは、例外もありますが、一般的に事業計画や投資計画がしっかりしているという承認をもらったようなものだと思います。
一方、消費者金融やクレジットカードを使った投資はおすすめしません。
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【今週のポイント】
人生100年時代の到来です。
あなたが思っているよりずっと早く老後がやってきます。
そして、あなたが思っているより、ずっと長く老後の年月は続きます。
そのためにも、このお正月休みに「今から自分は何ができるか?」としっかり紙に書いて考えましょう。
(これは2017年12月30日に配信したメルマガに加筆したものです。)
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