人に紹介してもらう資格
(これは2014年3月29日配信のメルマガからコピペしました)
■ 今週のテーマ:紹介してもらう資格
私が敬愛する世界有数の大富豪、ウォーレンバッフェット氏がずいぶん前のCNBCのインタビューでこう答えました。
司会者「バッフェットさん、あなたにとって究極の贅沢とは何ですか?」
バフェット氏「大好きなことを良い人々と一緒にすることです」
これはとても簡潔にまとめられていますが、成功するための原理原則です。
なぜなら、成功することは並大抵ではないので、「大好きなこと」を仕事にしないと途中で諦めます。
私の夫は都市開発が大好きで、その夢を追って途上国からアメリカ留学をしました。その後、アメリカの永住権を取得するために台湾系企業に相場の半額の給料で数年働きました。
アメリカ名門大学大学院卒の夫を相場の半値で雇えるわけですから、台湾系社長は移民専門弁護士に「彼の永住権申請をできるだけ遅らせるように」と指示していたことを知ったのは、ずいぶん後のことです。
その後、東南アジアや中国大陸の都市開発の夢を追って、夫はインドネシア財閥に「給料は3分の1でいいから、自分を試してほしい」と売り込みました。
お陰さまで私も年収数千万円のキャリアがありましたので、単身赴任の夫を支えることができました。
夫はもともと優秀なので、すぐに頭角をあらわし財閥内で重要ポストにつき、3年目から給料を相場に戻してもらいました。
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さて、ここからが今日のメルマガでお話したいことです。
このように、私達夫婦は人が想像できない苦労を乗り越えてきました。
ところが、多くの人はそれを勘違いしています。
一番失望したのは、夫の甥っ子が「僕も首都ジャカルタに行って一旗上げたいから、ジャカルタの財閥を紹介して」と夫に言った時です。
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【今日の重要なテーマ】人に紹介してもらう前には、自分がどのぐらい仕事が出来る人間かどうか、立証しなければなりません。
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だから、私はマダム・ホー大学OJTとして最新ビジネスモデルのネットワークビジネスを選びました。
その主な理由は次のとおりです。
(1)ビジネスは「一事が万事」。たった20万円未満で始めるネットワークビジネスも、数千万円をつぎ込んで始めるビジネスも基本は同じ。
(2)合法のネットワークビジネスと違法のマルチの違いさえ理解できない頭脳の人間は、ビジネスでも成功しない。
(3)投資やビジネスで成功するためには、偏見を持たず公平で、なおかつフレキシブルな発想が必要。
(4)リーダーシップや自己犠牲ができる人材かどうか、実際にチェックできる。
(5)ビジネスで成功するためには、未来を見るビジョン、社会貢献のミッション、そして自分の情熱と覚悟のパッションが「三種の神器」です(マダム・ホーの 3/26/2014ツイッターより)
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というわけで、私には立場上、「マダム・ホーの海外の人脈を紹介してほしい」、「アメリカの不動産情報を教えてほしい」とか「マダム・ホーの下で働きたい」と気軽に言ってくる日本人が驚くほどたくさん来ます。
残念なことに、かれらは誰も「人に紹介してもらう前には、自分がどのぐらい仕事が出来る人間かどうか、立証しなければなりません。」がわかっていないのです。
ビジネスで人を紹介するというのは、重大な責任が伴います。
ビジネスマンやビジネスオーナーとしての人格、頭脳、才能、器量、技能を持つ人しか紹介できません。
だから、「海外ビジネスの相手を紹介してほしい」という人は、このあたりを理解していないのでNGです。
逆に、周りから「あなたにぜひ会わせたい人がいる」と言われたら正解。
自画自賛で申し訳ありませんが、マダム・ホー大学OJTに新しいビジネスモデルのネットワークビジネスを教材として選んだのは、我ながら非常に賢い選択でした。
ビジネスでは「一事が万事」。
ネットワークというだけで毛嫌いする人は、偏見の塊。公平にものごとを考えられない、または適切な知識と情報が欠如していると私は思います。そういう人は要らない。
「私は売ることが苦手」という人は「人生そのものがマーケティング」であることを理解していない。受験や入社面接、お見合いなど人生の節目に「私を入学させたら、私を雇ったら、私と結婚したら、私と人脈を持つことは、あなたにとってプラスです」とマーケティングしているのです。
また、多くの企業にとって営業部が花形なのは、いくら良いものを作っても、売れなければ会社も従業員も生活できないからです。
「コツコツまじめに働く」ことは、「常に期待されていること以上の結果を出す」ことが私達夫婦の日常生活となっているグローバルビジネスのプロフェッショナルです。これができることを立証しないで、「マダム・ホーの海外の人脈を紹介してくれ」とアプローチしてくる人とは、お話にならないのです。
マダム・ホー大学OJTを通じて、今までは表面しか知らなかった人々のことを深く知り、誰が自己犠牲を伴う強いリーダーシップを発揮しているか、私の勤労倫理と共感する人材は誰か、など検証するのに非常に役に立っています。
マダム・ホー大学OJTというリトマス紙を使わなければ、わからなかった人材発掘。
これが日本でマダム・ホーとして活動を始めた時にかかげた短期目標「志ある人に健全なお金の教育をすること」の実践です。
また、何よりもメンバー達と一緒に海外研修をして、さらにお互いを深く知り合うことが私の一番の楽しみです。
関西人の私は、広く浅くより、深く狭く知り合うことを好みます。
マダム・ホー大学OJTにチャレンジしたい人はこちらからどうぞ。
https://madamho.com/archives/594
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■ 個人的なおしらせ:
来週は一番大好きなヨーロッパへ行ってきます。
2014年は新しいエネルギーが息吹く年です。
皆さんも、御自身の飛躍に今年のエネルギーを使ってくださいね。
■ マダム・ホー日本事務所よりおしらせ:
日本語公式サイトをリニューアルしました。