(連載第11回目)ウォーレン・バフェット伝「スノーボール」 15歳の不動産投資
マダム・ホーと一緒にウォーレン・バフェット氏の伝記『スノーボール』を英語で読もう!(連載第11回目)2009年4月26日配信マダム・ホーのメルマガ98号より
15歳で初めて不動産投資をしたバフェット氏
マダム・ホーと一緒に英語の原作を読もう!
ウォーレン・バフェット氏の『スノーボール』
The Snowball: Warren Buffett and the Business of Life
皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで、
華僑富豪から教わった論語と風水研究が趣味の
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
おかげさまで12月5日のマダム・ホーのクリスマス・パーティーはのこり2席となりました。
◆お申し込みはこちらからどうぞ。 さぁ、今日もマダム・ホーのメルマガに連載中のバフェット氏の『スノーボール』をお届けしましょう。 *****
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週刊メルマガが人気の理由のひとつに、
日本でまだ翻訳版がでていないうちから
「マダム・ホーと一緒に原作を読もう」という
コーナーで、毎週少しずつバフェット氏の
『スノーボール』の内容をご紹介しているからです。
今年に入ってから、マダム・ホーはずっと
「マダム・ホーとして日本の皆さんに何ができるか?」を考えてきました。 その一環として、今年の2月8日配信のメルマガから
新コーナーを開設しました。 タイトルは「マダム・ホーと一緒に原作を読もう!」です。
マダム・ホーは「ビジネスのやりかた」に非常にこだわるのですが、
その理由は世界で通用する一流のビジネスマンになるためには、
小手先のノウハウではなく人間性が大切だからです。
これを理解していただくために一番良いビジネス書が、
バフェット氏の『スノーボール』だと個人的に確信しています。
ウォーレン・バフェット氏が世界的な大富豪だからご紹介するのではなく、
バフェット氏のビジネス倫理観と人生哲学を
日本の若い皆さんに見習ってほしいと思います。
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日本でまだ翻訳版が出ていない
原作を英語で読むことは、
読者の皆さんにとって
ビジネス書ブロガーの鹿田さんが言うように
「時代を先取りしている」ような
気分になります。
また、原作が1000ページもありますので
これを一人、英語で読むのは大変です。
でも、少しずつでもマダム・ホーの解説があれば
読みやすいですよね。
このコーナーが非常に人気なので
皆さんのご要望にお応えするために
こちらのブログでも「不定期」ですが
バフェット氏の本の部分を掲載することにしました。
*** 以下は、2009年4月26日に配信されたマダム・ホーのメルマガ98号から引用します。(無断で複写、転載は禁じられています)***
■ 新コーナー開設!マダム・ホーと一緒に原書を読もう!(11)
グローバルなビジネスマンや投資家をめざす人へ
マダム・ホーおすすめのウォーレン・バフェット氏の伝記!
2008年11月に私達夫婦が楽しんだビジネス本が、このウォーレン・バフェット氏の伝記『スノーボール』です。
「こうやって世界一の大富豪になりました」的なハウツー本ではなく、やはり「誠実さ、逃げない、ウソをつかない」という日々の態度が大切だという人生ポリシーをウォーレン・バフェット氏が持っていることを知り、とてもうれしくなりました。
The Snowball
こちら
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昨年11月1日に一橋大学で行った講演会でお話したように、バフェット氏は15歳で最初の不動産投資をし、資本主義について学びました。
その様子が描かれているのが第12章です。
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1945年、15歳になったバフェット少年は、新聞配達のバイトですでに2,000ドル以上を貯めていた。
その一部を父親(ハワード)がすすめる会社に投資し、残りのお金でネブラスカ州の農地40エーカーを1200ドルで購入した。
この農地をテナントに貸して耕してもらい、できあがった農作物の収益を分け合った。
メルマガ先週号で自分の得手不得手に気づいたバフェット少年は、人まねではなく自分に合ったビジネス方法を実践したのでした。
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<マダム・ホーよりひと言>
ヤフー知恵袋によると1エーカーは1226坪だそうです。
こちら →
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q147932499)
従って40エーカーは約4万9000坪の農地を購入し、それを大人に貸して、収穫で得た利益を分配する方法を15歳で考え、実行したバフェット氏はすごいですね。
一方、この農地の価値も時間と共に値上がりします。この値上がり分(キャピタルゲイン)は農地の所有者であるバフェット氏が100%享受します。
なぜなら、土地のオーナーは土地取得のためのコストとリスクを負うからです。
これが資本主義です。
このコンセプトを15歳で取得したバフェット氏のお金年齢は、非常に高いと言えます。
マダム・ホーの著書『世界の富める男達の愛情とお金の法則』(ダイヤモンド社刊)に書いたように、私達には肉体年齢、精神年齢、お金年齢という3つの年齢があります。
そのうち、肉体年齢は時間がたてば自動的に年をとりますが、精神年齢とお金年齢は自分で経験を積んで学ばないと取ることができません。
ウォーレン・バフェット氏の「お金年齢」は肉体年齢、精神年齢とほぼ同じ、またはそれ以上なので、サスティナブルな巨万の富を手にしたのでしょう。
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*この連載の第1話からはマダム・ホーの公式サイトmadamho.comの左にあるカテゴリー「マダム・ホーと一緒に英語の原作を読もう!」をクリックして、お読みください。
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