アメリカ留学 最近の傾向
<マダム・ホーが優秀な日本人留学生を求めている理由>
皆様、こんにちは。
地に足が着いた働くミリオネアで
ライフスタイルに風水と論語を取り入れている
マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。
昨日書いたUSC同窓生のパーティーで聞いた話です。
ムッシューのクラスメートだったアリ(仮名)が、「僕達の建築学と土木工学を合わせた『ビルディング・デザイン学部』は40人の1年生が卒業する時には14人しか残っていなかったよね」と言ったあと、ムッシューは「よく数えていたな」と感心していました。
ムッシューもマダムも、学部卒業後そのまま大学院へ進学したので、学部の卒業式は全然、関心がありませんでした。
ところで、当時、ムッシューたちの時代の留学生のほとんどが電子工学、土木工学、機械工学、材料科学など理工学部専攻でした。
また、当時の将来有望な学部として、バイオとコンピューターサイエンスがありました。
比較的入学がしやすく卒業がむずかしいアメリカでは、この二つの学部の卒業率は、ムッシューの学部より大変で、約10%程度だったと聞いています。
当時、このように理工系が多かった理由として考えられるのが、次の2つです。
1. 母国経済が発展するためにアメリカからの技術が必要だった?
2. アメリカに永住希望者は、これらの専攻だと永住権がとりやすい?
ところが、最近の傾向が違ってきているそうです。
近年では、イラン系子弟のあいだで人気の学部は、ロースクール(法学部)とメディカルスクール(医学部)だそうです。
高校卒業後、大学の医学部または法学部へ進む日本と違い、アメリカの教育制度は、まず関連学部で学位をとり、法学部、医学部、薬学部、歯学部は大学院格になります。
やはり、留学生だった親たちの世代と違って、アメリカで生まれ育った子供たちは英語が母国語になるので、その分、法律や医学の勉強ができるのでしょうか?
そうすると、「留学生」枠ではなく、アメリカで生まれ育った「アメリカ人」枠で大学に来る日本人はますます大変です。
なぜなら、彼らのような中東の人々、中国系、韓国系、そしてインド系と同じ「アジア系アメリカ人」枠で競争しなければならないからです。
そのため、マダム・ホーは「かれらのような優秀なアジア系アメリカ人と競争できる日本人学生を支援したい」と希望しているのです。
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