1月20日のオバマ大統領就任式
希望を選ぼう
今日のアメリカは初の黒人大統領誕生で終日わいています。
アメリカ東部と3時間の時差があるロサンジェルスでは、地元時間の朝9時過ぎからオバマ氏の宣誓とスピーチがありました。
リンカーン大統領が就任式で用いた聖書を使って、宣誓が行われました。
ロバーツ長官は200万人の聴衆を前に緊張したようで、大統領の宣誓の言葉をとちったり早口になったのが残念でした。
バイデン副大統領の宣誓のように、ゆっくりとした威厳ある口調で、歴史的瞬間を見届けたかったです。
しかし、その後のオバマ氏のスピーチは素晴らしいものでした。
「恐れより希望を選択しよう」という力強いメッセージでした。
演説の日本語訳はこちら→
http://www.nikkei.co.jp/senkyo/us2008/news/20090120e3k2001720.html
昨日のブログでは黒人の公民権運動家のマーチン・ルーター・キング牧師のことば「私には夢がある」についてお話しました。
オバマ大統領のスピーチにも「約60年前、私の父は黒人というだけでレストランにも入れてもらえなかった」と言っています。
また、ファーストレディーのミッシェルさんのお祖母さまも「奴隷」だったそうです。
あの当時の黒人の人々が今日の日をどれほど夢見たでしょう。
だから、マダム・ホーが著書に書いたように
今のあなたの存在そのものが、昔の人々の夢であり
あこがれなのです。
彼らが夢見た時代に生きる私達が何ができるか
考えてみませんか?
また、彼らが夢見た時代を、彼らの夢に恥じない生き方を
私達はしているのでしょうか?
オバマ大統領の演説で一番マダム・ホーが共感したのは
聖書の一句を引用した時です。
「アメリカは若い国だが、子どもじみたことをやめて
よりよい歴史を作るべき時は来た。」というようなフレーズがありました。
今回の選挙では、今まで政治に無関心といわれていた若者の熱意が大きな波となって社会を動かしました。
このように、あなたの夢は未来の人々に受け継がれていきます。
そして、かならず実現する日が来るのです。
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