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Posted by on 6月 9, 2007 in マダム・ホーのハピネス®メッセージ |

「父の日」に思い出す言葉

ずいぶん前に「家庭画報」の連載小説で、ゲランの香水「ミツコ」のモデルだといわれる日本人女性の物語がありました。

その中で、ミツコの夫(ヨーロッパの貴族)が父親について次のように語っていたシーンを、思い出します。(せりふをはっきり覚えていないので、個人的な解釈で失礼します)

子供の頃は、父親は何でもできるスーパーマンのような存在。

若い頃は、父親に反抗心を持つので、対立する存在。

自分が実年になってくると、年老いた父親が、まるでロバのようにのろまに感じる。

しかし、父親が亡くなってみると、「なんと、偉大な父親だったのだろうか」と実感する・・・

 

子供の頃には大きく感じた父親の背中が、だんだん小さくなっていくことに寂しさを感じます。

あと、何年、または何十年、一緒に過ごすことができるのかわかりません。

時間は限られています。

言葉は動物になく、人間に与えられた「大切な道具」

できるだけ、思いやりのある言葉をかけ、多くの楽しい思い出を作っていきたいと思います。

 (c) 2007 Madam Ho.  All rights reserved. 

 

 

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