人生100年時代の長寿社会では非常に重要な転倒防止
2014年のアメリカ政府が発表したデータでは、65歳以上の高齢者は年間3000万件近い転倒事故があるそうです。
アメリカでは国家免許を持つプロフェッショナル(医師、弁護士、会計士、医療従事者、歯科医など)はCE(Continuing Education)として毎年講習を受ける義務があります。
私も2日間のリハビリ用太極拳講師認定コースを受けてきました。
転倒防止は人生100年時代の長寿社会では非常に重要なテーマだと思っています。
なぜなら、2014年のアメリカ政府が発表したデータでは、65歳以上の高齢者は年間3000万件近い転倒事故があるそうです。
高齢者が転倒すると大事に至るのは、転倒して骨盤や大腿骨など大きな骨を骨折すると寝たきりになります。寝たきりになるとボケが進んだり、筋力が弱って、さらに悪化する。
そして最終的に肺炎で死ぬというパターンが多くみられます。
そのために転倒防止は非常に重要です。
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1月にはリハビリ用に応用できるヨガを学んできましたが、高齢者にはヨガより太極拳のほうが良いような印象を受けます。
太極拳には大きく5つの流派があるそうです。
その中で一番、優しい動きをするのが「孫式太極拳」英語では Sun Styleだそうです。
この「孫式太極拳」をオーストラリア在住の医学博士が関節炎を患う高齢者のために開発しました。
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高齢者の5人に1人がかかる病気って何かご存知ですか?
それが関節炎です。
日本では神経痛やリューマチなど、関節が痛い病気をこのように呼ぶことがあります。
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今日のテーマをこちらの動画でお話しています。
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【今週のポイント】
人生100年時代を元気ですこやかに暮らすためには、からだの健康を保つことが大切です。
高齢者の5人に1人がかかる病気が関節炎だそうです。
元気でいるためには「関節が動く」ことが大切です。
そのためには、ゆっくりで関節に負担をかけない運動を今から始めましょう。
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