
2009年9月7日、レーバーデーの祝日に
母校USCに留学中の日本人大学院生のかたがたと
グローバルビジネス、キャリアプラン、日米文化について
お話させていただきました。
このサイトの一番上にあるように
皆さんには無限の可能性と選択肢があります。
私の体験談がアメリカ留学中の皆さんに
「こんな考え方もあるのか」
「こんな選択肢もあるかも」と
感じていただければ幸いです。
一部の参加者からいただいた
ご感想をご紹介します。
最後には、こんなにきれいな花束をいただきました。

*****
■ Tets様 (男性、USCビジネススクール)から
1.先輩のご両親がオモチャではなく本を買い与えたこと、自分が今
後結婚して子供を得たら是非実践したいと思いました。私、実は本
を読むのが億劫で(遅くて)、教養を身につけるためにも、幼い頃
から読書する習慣をつけておけばよかったと考えております。
2.Integrityという言葉を強調されていたのが印象的でし
た。私も、Integrityという言葉が大好きです。独立した裏表
のない統合された自己が確立できれば、自分ブランドも自然とでき
ると思います。さらに、配偶者に裏の顔が出るというのも非常に印
象的でした。(嫁さん選びをちゃんとしないと。。笑)
3.自分にとってお金は、第一義的には「自由」です。お金があれば
自分のしたいことができる。そして、お金=給料は、世の中の自分
に対する評価だと思ってきました。なので、たくさんもらえたら嬉
しいと。お金を稼ぐための仕事は、自分と社会との関わり、自分は
社会に与えるImpactであると定義してきました。でも、今日、上記
Active Incomeではなく、お金に働いてもらう(Make money work for
you.)という新しい見方を得られたことは良かったです。決して投
資は得意として来ませんでしたが、自分なりに将来どうやってお金
と付き合っていくかをよく考えたいと思います。
4.社会の中でより上の階層にいる方と仲良くなるため、また、外国
の人とのコミュニケーションのため、日本文化について学ぶことの
重要性を再認識しました。また、西洋文化理解のために聖書を読む
べきとのご指摘も頂き、有り難く頂戴致しました。
■ H様(男性、USCロースクール)から
まず最初に先輩がアメリカに来られた経緯をお伺いし、自分の頭で考えて、
実行に移す行動力が大切であることを改めて認識いたしました。
英語でのコミュニケーションのお話をお伺いし、アクセントを直して流暢に話す訓練に時間を費やすよりも、
自分の専門性なり人格を磨くほうに時間を使うほうがよいというように理解いたしました。
また、日本的な「沈黙は金の感覚は通じない」というお話をお伺いしましたが、
私自身、先日Law Schoolの教授に「もっとspeak upしなさい」と言われました。
恥をかくことを恐れず、発言していきたいと思います。
日本人として世界に通用するには、日本文化を知り、その文化・教養のオーラを身にまとうこと、
とのお話は、本当にそのとおりと思います。非常に納得いたしました。さっそく勉強してまいりたいと思います。
お伺いしたたくさんのポイントの中から、ひとつでも多くのことを実践して今後に活かしていくことが大事だと考えております。
このたびは本当にありがとうございました。
■ マロン様 (女性、USCビジネススクール)から
マダムのお話をお伺いし、改めてアメリカのビジネススクールで学ぶ意義について考えさせられました。
というのは、こちらで出会ったアメリカ人は、日本人が日本のことを否定的に話すととても残念そうな顔をして
「日本のステーショナリーや、家電製品なんかの素晴らしさったらアメリカ製品の比ではないよ。
デザインはシンプルでビューティフルだし非常に機能的に考え抜かれて作られている。」と言うのです。
他方で、ロサンゼルスで2ヶ月暮らすと、こちらの人のポジティブさ、落ち込んだり、
また口論になっても後に引きずらない潔さなどストレス・マネージメントが上手なんだなと感じさせられます。
縁あって日本とは違う環境、文化&言語圏で過ごす機会を与えていただいたので、
今まで日本社会の中ではめていた「色めがね」を外し、この1年は「相手を知ることで自分を知る」、
そして”Think out of the box”に挑戦しようと思います。
ありがとうございました。
■ 宇田 真也様(男性、USCビジネススクール)から
先日はお忙しい時間を割いて大変貴重な体験談をお話いただき誠にありがとうございました。
個人的に印象に残ったのは、マダムの「positive thinking」と「チャレンジ精神」です。
しかも、成功した今でもまったく変わらずエネルギッシュでおられるところに感銘いたしました。
私も、「失敗は明日の成功の糧」と思い、常にポジティブに、かつアグレッシブに取り組み、
充実したUSC Lifeをおくりたいと思います。
本当にありがとうございました。
■ A様(男性、USCビジネススクール)から
私自身は、典型的と思われる日本企業に勤め、
そこでの仕事に充実と楽しさを覚えながら過ごしてきた身であり、
なかなか先輩から拝聴したような内容について
真剣に考える機会は今までありませんでした。
サラリーマンを続けながらも、そう遠くない将来に備え、
四つ輪とまでは行きませんが一輪から少しずつ増やしていければと
思うきっかけとなりました。
また、バイタリティに溢れた過去のお話や、
多方面にてご活躍されている姿を拝見し、
同じ日本人として刺激になりました。
■ B様(男性、USCビジネススクール)から
-先輩とお会いした第一印象ですが、先輩は、やはりオーラをお持ちでした。
そのオーラは、「人を圧倒するもの」ではなく、
「その場を明るくするオーラ」と感じました。
私は少し遅れて到着したのですが、照明を落とし気味のうどん屋さんの小部屋が、
"ひまわり畑"のような明るさに感じました。
私も、周囲を明るく出来るようなオーラを発せられる人間になるべく、
自分を磨いていきたいと思います。
-"お金年齢、お金の稼ぎ方"に関するお話が印象に残っております。
お金年齢に関しては、いち早く、その感覚を磨くことの大切さに気付くことが大切である、
ということを、改めて認識することが出来ました。
私の場合は、これからになりますが、
これからでも遅くないと言い聞かせ、磨いていきたいと思います。
お金の稼ぎ方については、第1ステップから第4ステップまで稼ぎ方の段階がある、
というお話が心に残っております。
私自身は、"第2ステップの手前"という自覚があり、
つまり、将来的には経営者になりたい(言い方が悪いかもしれませんが)
人を使って、お金を稼ぐ立場になりたい、と考えていたのですが、
第4ステップの"お金にお金を稼がせる"という発想にまで昇華させることを、
今後良く考えていきたいと思います。
その中で、稼ぐ手段のポートフォリオは、今からでも実行できるかな、と思っています。
-「人のお役に立てる仕事をしたい」というのが私の長期的な目標なのですが、
"人のお役に立てる仕事"とは、自分が好きな仕事であり、
自分がやっていて心から楽しい、と思える仕事のことなのかな、と感じました。
これまでは、今所属している会社の看板(=信用)とお金を使って、
個人で行うよりは大規模な事業を手掛け、
そうすることで、少しでも多くの方のお役に立てれば、と考えていたのですが、
再度、「自分が本当に楽しい仕事」について、考えたいと思います。
最後に、「実行してなんぼ」ということを、
改めて、自分に言い聞かせたいと思っております。
グレース先輩からもビシバシ感じたのですが、実行力の大切さを再認識致しました。
今回の懇親会で勉強させて頂いたことを実行に移せるよう、頑張っていきたいです。
.
Read More